中村天風さん
令和元年7月29日月曜日
井戸書店の大人の人間塾の課題図書で中村天風(てんぷう)さんの本を読んだ。
ワタクシいっちゃんが三歳の時、
1968年に92歳で亡くなった日本を代表する哲学者。
ちなみにいっちゃんは本を読む時、
必ず著者の方が今生きているのか
亡くなっているのか
今生きて居られたら何歳なのか
亡くなった方なら
いっちゃんが生まれる前に亡くなっているのか
そうじゃない時は
いっちゃんが何歳の時に亡くなったのかを見るようにしてる👀
「時代を感じる」
その著者の生きた時代が
どんな感じだったのかを想像しながら読むからだ。
中村天風さんはいっちゃんが物心つく前に亡くなっているので
どんな時代を生きてこられたのか想像するしかないが
明治9年に東京で生まれて
当時は不治の病であった結核になったことがきっかけで哲学者になられたそうだ。
「凄まじい苦労」
現代の日本人の中ではそこまでの凄まじい苦労をする人は
ほとんどいないと思うので
ある意味違う世界の人みたいに感じてしまいそうだが
本を読んでいると
東京の出身だけあって
江戸っ子らしい語り口で非常に親しみやすい先生だったようだ。
いろいろな話を書いてあったが一番印象に残ったのが
「怒りはすぐに消す」
そりゃあ、私だって人間です。
自分でも恥ずかしいくらい、のべつ怒ってたという人生だったんです。
今でもときどき、そういう気持ちが出ますよ。
ただ、違うところが一つある。
同じ怒る、同じ悲しむんでも、
『あ、今、天風先生、怒ったな、今、天風先生、悲しいんだな』と、あなた方に見えないうちに消してしまう。パパッ、パパッと。
あなた方は、怒りだしたり、悲しみだすと、そらもう派手ですぜ。すぐ第三者に、『あ、怒ってる、悲しんでる』とわかるようにやりだすね。
天風先生曰く、そういうのは執着と言うらしいです。
あー、そんなすごい先生でも
怒りは出てしまうんやなぁと思ったらちょっと安心した。
だけど、周りの人にバレないうちに怒りを消す
それにはまだまだ修行が足りないようです😅
636日目。
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