いっちゃんブログ

夫婦経営の散髪屋から脱却し、理容師育成に取り組む いっちゃんのブログ

辞める理由

令和元年9月7日土曜日

 

ブログにも何度か書いたが

日本に理容師と言う存在が絶滅の危機にさらされている。

 


理容師として働くには

国家資格を取らなければならない。

その受験資格は

理容科を卒業していること。

 


その為の学校は

日本全国で70校くらいしかなくて、

日本全国の理容科の学生数は

一学年に600人程度しかいない。

 


入学する時点ではもう少しいたと思うが

途中退学する人も多い。

600人卒業して600人共が全員理容師になっているかと言うと

そうでもないらしい。

 


せっかくお金もかけて時間もかけて卒業して

国家資格も取ったにもかかわらず

全然違う仕事に就く人もいるらしい。

 

 

 

離職率

 


理容室に就職した人の中でも

一年以内に辞めてしまう人が50%

三年以内にはなんと70%も辞めてしまうってホンマやろか❓

 


辞める原因は

給料が安いからとか

長時間労働だからとか

大人の想像がいろいろネットに書いてあったりするが

本当にそうだろうか❓

 

 

 

「やり甲斐」

 


日本で戦後、

高度成長時代を支えた人たちが働いていた時は

長時間労働

過酷な労働は当たり前にやっていた。

だけど、文句を言わず

上司から押し付けられているわけでもないのに

自分から徹夜で仕事したり

人が嫌がるような仕事を買ってたり

する人がたくさんいた。

 


実際にそれが原因で病気になったり死んだ人もいるらしい。

 


それでも仕事を辞めるという選択がなかった。

やり甲斐を感じて燃えて働いていた。

 

 

 

今の若者にその人たちを見習えよ❗️というわけではない。

 


人が辞めたくなる原因は

給料が安いとか仕事が辛いから

じゃないんだろうか❓と思うねん。

 


この仕事を頑張ったら

夢が叶うとか

自分が強くなれるとか

周りの人とチームを組んでやり切った❗️と充実感を味わえるとか

そういうのがあったら

少々辛くても辞めずに頑張れるんじゃないかな❓

 

 

 

「一生の職業」

 


つい最近も

ある理容室に数年勤めている人が

店を変わりたいと相談受けたけど

話を聞いてみると

ずっと働いてるけどカットのレッスンがほとんど無くて

このまま勤めてても将来顔剃りとシャンプーしか出来ないと思うから

と言っていた。

 


その人は、一生の職業として

理容師をやりたい❗️と思ってる

と聞いて、

『あー、絶滅危惧種を見つけたなぁ😂』と嬉しく思った。

 


なんとか理容師を続けて欲しい。

 


もしも、理容師をやってたけど

辞めて違う仕事をしてる人が

このブログを読んで

もっかいやってみようかな、と思ってくれたら嬉しい😊

 


そんな人がいたら

いっちゃんに連絡して下さい😊

 


理容に対する想いを聴かせて欲しい

そう願ってます💕

 


LINE I.D.

otokomae12345

 


675日目。

 


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