海賊と呼ばれた男
令和二年7月28日火曜日
「海賊と呼ばれた男」
実話をもとに作られた映画で
主役のモデルになったのは出光興産の創業者。
明治生まれで原油の精製、石油の販売事業を興し、その魅了的なリーダーシップで社員の心を圧倒的に掌握した。
第二次世界大戦でたくさんの社員を失ったが、
生き残って復員してきた社員を含めて誰一人解雇せず会社を存続させた伝説の人だ。
社員たちは、創業者の言うことならば
命懸けでどんな酷い仕事でも喜んでやっていた。
今ならば完全にブラック企業で誰も働かないと思うが、戦争を経験した社員たちは
『戦場に比べたらまだマシ』と言って油まみれになって働いていた。
それでも終盤、英軍に撃沈させられるかも知れない危険な海域に
自社のタンカーを行かせる命令をした創業者に対して、
戦場を経験した社員から
『アンタは戦争に行ってないから
そんな命令が出せるんだ❗️』と詰め寄られて言葉が出なくなった。
タンカーを行かせなければ
会社は倒産する。
倒産すれば社員の生活は守れない。
苦渋の決断は当時還暦を超えていた創業者にとっては
生命が危ぶまれるほど胸を締め付けていたに違いない。
ワタクシいっちゃんは
創業者の立場になって映画を観ていた。
『アンタは現場に立ってない』
いつも狐嶋師匠に言われる言葉と
カブらせて聞いて
めちゃくちゃ苦しくなった。
そして、あれだけ社員に愛される社長は
スゲーと思う。
どれだけ鬼呼ばわりされても
絶対に社員を守る。
単純に憧れるなぁ。
頑張ろ。
956日目。
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