成長を観る
「成長を観る」
令和三年4月15日木曜日
NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で
吉本興業のお笑い養成所の講師
本多正織さんが紹介されていた。
本多さんはもともと
漫才の台本などのお笑い作家で
32歳位の時にお笑い養成所の講師に
任命されたらしい。
お笑い養成所の生徒さんは
多分、お金を払えばほとんどどれでも入学できるみたいだが
その中で将来売れっ子になるのは
数人しかいない。
学校の授業ではひたすらに生徒たちの芸を
観続けることの繰り返しで
学芸会レベルの芸を毎日何時間も観るそうだ。
一切笑わず、真剣に観て
厳しい指摘やアドバイスをする。
生徒も真剣に聴いている。
結構キツい指摘もあるし、
その場面だけ見るとパワハラと言われかねないが、生徒との信頼関係は半端なく強いと画面から感じられた。
本多さんは元々お笑いのネタの台本を書く
お笑い作家で、今も講師をしながら現役の作家だ。
寄席にも足を運び、自身が育てた芸人の様子を観ておられる。
芸人は本多先生が来られているのに気付くと
駆け寄ってアドバイスを求めていた。
『まったくオモロない芸しか出来へんかった子が、何年も経って芽を出して来て
お客さんに笑ろてもろてるのを観るとホンマに嬉しい。』
『自分は芸をやることは出来へんから
それが出来る芸人をリスペクトしてる』
そんなことを言われていて、
ワタクシいっちゃんも氣持ちがわかるなぁ〜と
超共感してしまった。
今、インフィニィトにも新人が入って来て
まだまだ出来ることは少ないが、
二年目になった松岡達也は
もう先輩の顔になっている。
一年前にはオドオドしてたクセに笑
三年目、四年目・・・
みんな成長してくれて、
たまに営業中にお店に行って
スタッフがお客さんに喜んで貰っているのを観るのがワタクシの歓びだ。
大人になり、独立していく子も
ボチボチ出てくる時期に入り
心情的には寂しさを感じるのは否めないが、
強い人間に成って貰えるように
育てさせて頂こうと思う。
感動の涙で送り出せるように✨✨✨
1119日目。
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