いっちゃんブログ

夫婦経営の散髪屋から脱却し、理容師育成に取り組む いっちゃんのブログ

眼に見えないもの

令和二年2月9日日曜日

 


「眼に見えないもの』

 


劇団ゴツプロの『狭間の轍』を観た。

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時代は明治の中期。

北海道の漁師町で

春の数ヶ月間に一年分の稼ぎを得る

ニシン漁の番屋があった。

家族の食いぶちを稼ぐ為に

あちらこちらから出稼ぎで集まってきた男たちの物語。

 

 

 

そのうちの何人かは

戦(いくさ)に行き、

沢山の敵を殺した過去を背負って生きている。

 


戦に志願して手柄を立てたら

沢山の報酬がもらえる。

その報酬で、病気の弟や女郎に取られた妻を救う為に

志願して何人も何人も人殺しをしてしまった。

 


「哀しみと優しさ」

 


報酬は貰えても、

村に戻って来たら

陰で『人殺し』と言われて

恐ろしがられる。

家族も村八分にされる。

 


自分も人殺しをした

その記憶から

逃げられない。

 


善と悪

明と暗

光と影

優しさと怒り

 


人は言葉で意思疎通するんだけれど

 


言葉は額面通りで解釈するものじゃない。

 


行動も見たままで解釈するものじゃない。

 


本当の氣持ちは

物質として存在しないけれど

確かに

『ある』。

 


それを観ることが出来る人が

本当に

『優しい人』なんよね。

 

 

 

 


827日目。

 


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