いっちゃんブログ

夫婦経営の散髪屋から脱却し、理容師育成に取り組む いっちゃんのブログ

師匠の言葉

令和元年8月10日土曜日

 

2001年10月27日に板宿で産声を上げたインフィニィト。

 


生まれたばかりの頃は

狐嶋夫婦2人で営業していた。

 


それ以前にも長田でずっと理容師をしていたので

長年通っていただいているお客様も来てくださったが

 


板宿で新しく常連さんになっていただいた方もたくさんいる。

 


この10年ほどの間に

スタッフが増えていき

お客様も増えてきて

店舗も3店舗になった。

 

 

 

 


「引き継ぎ」

 


はじめはすべてのお客様を

狐嶋が担当していた。

今は一部の方はハイダウェイに来ていただいているが

ほとんどの方は元宏が担当してくれてたり

天井や小谷、大輔や聖や成世が引き継いでいってくれている。

 


年齢は50代後半のお客様も

結構いらっしゃるが、

20代前半のスタッフに

気持ちよく髪の毛を任してくださっているお客様には本当に感謝しかない

 

 

 

 


「プレッシャー」

 


任されたほうのスタッフは

かなりのプレッシャーがあると思う。

師匠が長年信頼関係を培ってきた

大切なお客様を髪の毛を切る。

『ホンマは師匠に切ってもらいたいんやろうなぁ』と

そんな思いが頭をよぎるだろう。

 


『できるだけ師匠の作るヘアスタイルに近づけないといけない

そうじゃないとお客さんは納得しないやろう。』

いろいろな複雑な思いを持ちながら

仕事をしているのかもしれない。

 

 

 

 


「奪う」

 


ワタクシいっちゃんと

お酒を飲んでたら

よく狐嶋師匠がこんな話をする。

 


俺も昔、フジタのマスター(コジマさんの師匠)がやってるお客さんを

急に『今日はコジマくんがやって』と振られる時があったけど

俺はマスターと同じようにしようと思わんかった。

俺は、俺が作る髪型でマスターのお客さんを獲ってやろうと思ってた。

 


実際にはそれでお客さんが気にいってくれたかどうかはわからない。

やっぱりマスターのほうがいいわとなっちゃう人ももちろんいたであろう。

 


ワタクシいっちゃんは

コジマさんの方がかっこいいと思ってしまう。

 

 

 

 


「主導権」

昔、働いてくれていた職人さんで

やたらめったら『ここはどうしますか❓ここはどうしますか』と聞きまくってる人がいたが

インフィニィトにずっと通っているお客さんからしたら、うっとうしく感じて

何人かは

いちいちうるさいねん❗️と怒ってしまうお客さんもいた😡

 


そこからインフィニィトの技術に対する考え方の中に

『ゲストをカッコ良くするための技術の主導権はインフィニィトのスタッフにある』

という言葉が生まれた。

 


アシスタントでもスタイリングを任せられる時があるが、

『どうしますか❓』

ではなく

『こうだからこうしますね』

と言う提案、説明をするのがインフィニィトのスタッフの技術に対する考え方だ。

 


主導権、という権利の裏側には

責任、という義務が生じる。

どうしますか❓と聞きまくられて怒るのは

なんとなく『こちらは責任は持ちませんよ』と言っているニュアンスがあるからとちゃうかな❓

 

 

 

 


「師匠の言葉」

 


コジマ師匠は私と二人の時は

結構いい話をいろいろしてくれるんやけど、

『それスタッフの前で言ってよー』

と言うことが多い。

だからたまにスマホで動画を撮ってスタッフに送ったりする。

 


みんなの顔を見るとなかなか言ってくれないんよね😅

なんでやろ❓笑笑

 

 

 

648日目。

 


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