いっちゃんブログ

夫婦経営の散髪屋から脱却し、理容師育成に取り組む いっちゃんのブログ

一盛りなんぼの人間になるな

令和元年8月25日日曜日

 


インフィニィトの考え方の中にある言葉。

 


狐嶋師匠が修行時代に

師匠の師匠である

フレンドリーサロンフジタのマスターにいつも言われていた言葉だそうだ。

 


果物屋のみかんは

一盛り何百円で売られてて

籠の中はどれもこれも同じようなもの。

 


そんなんじゃなくて

メロンとかスイカみたいに

存在感を出して行け❗️みたいな意味かな

 

 

 

「修行」

 


狐嶋さんの修行時代は散髪屋さんは細かいパーマ全盛期で

超忙しかったので

ぼーっとしていると怒鳴られるし、

急に

『狐嶋くん、次のお客さんのパーマ入って🦱』とか『顔剃りしといて』『カットして』とか

まだ充分に出来てないうちから

言われることもしばしばだったとか😁

 


顔を剃るのに時間がかかってたら

『まだ剃っとんかい❗️』と怒られ、

パーマを巻くのに手間取ってたら

『誰か代わったってくれ❗️』とお客さんに言われたと。

 


それでも、フジタのマスターは

狐嶋くんにドンドン仕事をさせた。

 


ある時には、お得意さんの

〇〇組の組長さんの家に

『出張散髪に一人で行って来てくれ』と言われて

組長さんだけじゃなく

数人の組員さんの散髪をしたそうだ😅

 

 

 

 


「人より先に、人より多く」

 


狐嶋師匠は若い頃、

朝一番にサロンに行って

開店作業を一人で全部していたそうだ。

 


先輩やマスターが出勤してきた頃には

もう準備は整っている状態。

 


営業中も先輩が気がつく前に

片付けたり掃除したり

タオルの洗濯も空調も

外の天気も一日中神経を尖らせて

動きまくっていたことや

誰に言われることなく

自主的に一生懸命練習をしてた。

 


フジタのマスターは

そんな狐嶋くんのことを

全部見てた訳じゃないけど

動きや表情や声や仕草や

眼を観たら、

コイツにやらせてみよう、と思ってくれたんだろう。

もう亡くなったから確かめられないし、生きてる時もそういう事は言う人じゃ無かったけどね😊

 


狐嶋さんは別に、

特別優秀な人でも器用な人でもない。

ワタクシいっちゃんの連れ合いやから手前味噌になるけど

ひたすら努力の人で、

人一倍奉仕のココロがある人。

 


それだけで、お客さんにとっては

みかん🍊じゃなくて

メロン🍈になれたんかなと思う。

 

 

 

 


「プラスアルファの努力」

 


今までの自分よりもう一歩、

周りのみんなより少し多く頑張って

それを続けていく。

 


そう、続けていくことが

やがて実を結ぶ🍈

 


662日目。

 


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